カテゴリ:Books( 10 )

「洗面器でヤギごはん」

石田ゆうすけさんの最新刊が発売されました!
(ってもう1ヶ月前ですが・・・)

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                「洗面器でヤギごはん

う~ん、またもや斬新過ぎる題名(笑)
7年半かけて自転車で世界一周を果たした彼が
7年半かけて食した世界のおいしいモノとは!?

私の旅も食い倒れ、出来るだけ現地人と同化したくて
現地のモノを食べるスタイルなので
勝手に共感しながら読みました。
(って私の旅なんかとは全くスケールが全然違いますが・・・)

におい、食感、味、などリアルに想像出来るほど
憎いほど上手に表現される方なので、
読んでるとかなりおなかが空きますヨ(笑)
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by mo0621 | 2006-12-01 22:07 | Books

リトル・ランナー


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現在、渋谷のBunkamuraで上映されている
リトル・ランナー」を観ました。試写会のお知らせを見たときから「絶対観よう!」と決めていた映画。試写会の抽選には外れましたが。。。

ミニ・シアター系の映画はマニアックな内容だったりして
当たり外れがありますが、これは私的には大当たり!
14歳の少年が昏睡状態の母親を目覚めさせる奇跡を起こすべく
ボストンマラソンに出場する、というお話。

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ランナーの友に本を借りて、半分読んでからこの映画を観ました。
原作を先に読んでから映画を観るとガッカリ~!
ということはよくある話ですが、
このお話はとても原作に忠実に描かれているので
映画、原作、どちらを先に観ても読んでも失敗はないと思います。

主役のRalph役の男の子がとってもカワイイ~!
素行に問題だらけの悪ガキ、でもとびきり母親思いな少年が
奇跡を起こすためにガリガリの身体で一生懸命トレーニングを積み、
大人の顔付きになって行く姿をとても上手に演じていました。

大人に混じって果敢にマラソンに挑戦する姿が
いじらしいやら頼もしいやら、、、
自分がマラソンをやっているというのもありますが感情移入しまくり。
涙が止まりませんでした。映画を観て泣いたのは久しぶり。。。

久しぶりに良い映画を観たな~と思ってます♪
本もとても読みやすく、あっという間に読めてしまうので
オススメの1冊です。
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by mo0621 | 2006-03-28 22:53 | Books

鷺沢 萠 「愛してる」

ヨーロッパ旅行記に戻る前に、久々に「Books」。
私のお気に入り作家の一人である
鷺沢萠」さんの本を紹介します。

去年の4月、彼女の急死のニュースを聞いたときは本当にショック!でした。
色んなことを「感じ過ぎる」から書けたあの文章なのだろうけど、
だからこそああいう最期になってしまったのだろうな、、、と
今でもとても残念に思います。

彼女の本はたくさん読んでるけど、
中でもお気に入りが「愛してる」という短編集。 
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短編集とは言っても主人公は同じで、
話もひとつひとつ、つながっています。

初めて読んだのが20歳前後。
あの頃抱えてたモヤモヤとした表現しようのない気持ちを
思いっきり代弁、表現してくれたような本でした。
読み終わった後、憑き物が落ちたようにスッキリした覚えがあります。

それ以来、それはもう何度も何度も読み返しました。
お気に入りは「ハード・シェル」というお話。
これは文章を空で言えるくらい読みましたね~。

最近久しぶりにこの本を読み返したのですが、
この本にここまでシンクロしてしまったのは
この本に出会ったのが19、20歳の頃だったからなのだと、
あらためて感じました。

今初めてこの本を読んだとしたら、「良い話だな」とは思うけど
あそこまでハマることはなかっただろうな。
そう思うと本との出会いもタイミング。
「一期一会」なんですよね。

しかし私のお気に入りの作家たちは
みんな亡くなってしまうのが悲しいです。。。
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by mo0621 | 2006-03-16 21:40 | Books

さゆり ~Memories of a geisha

「SAYURI」を観て来ました。
想像してた通り、ハリウッドが描く「日本」というカンジ(笑)。
でもチャン・ツィイーを始め、女優さんがみんな本当に綺麗!
着物や、風景の美しさは楽しめると思います。
願わくば日本人の女優さんに主役をやってほしかったな~。

原作を読んでいたので、描写不足も否めませんでしたが、
あれだけの長編を2時間ちょいに収めるのは限界がありますからね。。。

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原題は「Memories of a geisha」。日・英版両方読みましたが、
日本人原作のノンフィクションだと信じ切って読んでました。
が、実はアメリカ人が書いたフィクションだったんですよね~。
とても面白かったけど、実話にしてはちょっと出来すぎた話だなあ・・・
と後半は興ざめしてて(笑)。でもフィクションなら頷けます。

しかし外国人であそこまで日本を描けるとは
相当入念な取材と研究の賜物であり、
そしてその英語の原作を、不自然さを全く感じさせない日本語に訳した、
翻訳者の手腕は本当に素晴らしいです!

以前アメリカで本屋に行った時
「日本人原著の本をください」と聞いて出てきたのがこの本でした。
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                   原作バージョン

その時は映画化のことなんて全く知らなかったので
日本人が書いたものだと信じて読んでましたよ。
海外著者のコーナーにあったので、
本屋さんも日本人原作だと思っていたようで。。。
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by mo0621 | 2005-12-29 00:40 | Books

初!My写真集

ずっと作ろう作ろう、と思いつつ延び延びになっていた
My写真集を、やーっとこ作りました。
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今はネットを通して誰でも簡単に
本格的な写真集を1冊から作ることができます。
本当に便利な世の中になったものだ~。

素材はヨーロッパで撮って来た写真たち。
表紙からしてお分かりかと思いますが
食べ物の写真が多いです(笑)。

いろいろなサイトがサービスを提供していますが、
今回私が使ったのは「My Book」というサイト。
専用ソフト(無料)をダウンロードして、
あとは写真をドラッグ&ドロップするだけで
あっという間に出来てしまいます♪

上の写真にある、透明カバーも付いて、
表紙も分厚くかなり本格的な作り。
サイズは18cm四方で小さめですが、
「私の写真集なんだ~」という自己満足以外のナニモノでもない
重さをずーっしり感じました。

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ちょっとしたカメラマン気分が味わえてこれで2940円!!
気軽に楽しめ、かつ想い出も残せるので
これからもちょこちょこ作って行きたいなーと思ってます。
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by mo0621 | 2005-12-12 20:49 | Books

中島らも

ここのライフログでも紹介していますが、
私は中島らもさんのエッセイが大好き。
むちゃくちゃくだらなかったりして(失礼!)
気楽気軽にどんどん読めてしまうのですが、
でもふとしたところに人生教訓のようなものが現れて
ほほう~と考えせられてしまったりもします。
「うーん、さすが中島らも。タダモノではない!」

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おちゃらけた調子のエッセイだけかと思いきや
今夜すべてのバーで」など、
シリアスで迫力のある小説を書く人でもあります。
同一人物とは思えないけど、
私はどちらのらもさんも好き。

私の読んだ彼のエッセイの中で一番好きなのは
恋は底ぢから」の中の
その日の天使」というお話。

b0021766_15433597.jpg人間の一日には必ず「その日の天使」が
付いていて、様々な形をもって現れる。
だけど調子の良い時にはそれは目に見えず、
落ち込んだり、ツラい時にだけ
その天使に気づくことが出来ると言う。

ここに書いてもピンと来る文章ではないかもしれませんが、
このエッセイを読むと「あー、本当にそうだよなあ」と
救われた気持ちになります。
実際、私は何度も救われています。


今日は中島らもさんの命日です。
ちょうど1年前、彼が突然亡くなった時はびっくり&ショックでした。
でも、ハチャメチャに生きてた人だったので
こんな最期も「らもさんらしい」と思ったりして・・・。
これからも何かやらかしてくれるのでは?!
と期待していたんですけどね。。。
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by mo0621 | 2005-07-26 19:05 | Books

異国の窓から

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この本は「ドナウの旅人」の取材旅行記です。
私はそのことを知らず、「ドナウの旅人」よりも先にこちらを読んだので
まず純粋な旅行記として、宮本輝ご一行様の珍道中を
おもしろおかしく読みました。
その後「ドナウ~」を読んであと、もう一度読み直しました。

「異国~」でのこの場面が、「ドナウ~」ではこうなるのか、
この経験がこんな風に表現されるんだ、と一度で二度楽しめる本です。

この本、そして「ドナウ~」の中にも出て来た地を 私も旅したので、
ずいぶん前の写真になりますが、その風景をいくつかご紹介したいと思います。
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by mo0621 | 2005-05-25 20:51 | Books

ドナウの旅人

次の旅行記・ミシガン編を始める前に。。。

Booksというカテゴリーを作っておきながら
ふたつしか記事を書いてないことに、今さら気づきました(笑)。
読書は私の趣味のうちのひとつなので
旅行記の合間に、今まで読んだ本の話なんかを挟むのが
当初の予定だったのですが・・・。

初心に返って(笑)、今日は私のお気に入りの本の話を少々。


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「ドナウの旅人」
ここのブログでも、コメントをさせていただいた方のブログでも
「私のお気に入りです」、と吹聴しまくってる本です。

主人公の母親が年下の恋人と、ドナウ河の源泉とされる
「ドナウエッシンゲン」(私も訪れました)から
ドナウ河に沿い、最終的に黒海へと流れ着く
最果てのルーマニアまで旅をするという話。

単純に私が宮本輝さんのファン、というのもありますが
自分が実際にこの話に出てくる国々、
ハンガリー、オーストリア、ドイツ、と旅をしたことで
(私の場合ドナウ河を逆行したことになりますが。。。)
勝手に親近感を抱き、お気に入り昇格となった本です。

宮本輝の小説はヨーロッパなど海外を舞台にしたものが多く、
旅好きにはたまりません。どれも面白くって、あっという間に読んでしまいます。
ここを訪れてくださる方々も旅好きが多いと思うので
何冊かは読んだ方もいらっしゃると思います。

ただどれも均等に面白いので、特に「これ」と挙げることが出来ません。
「ドナウの旅人」も私が実際に旅をしていなかったら、
たくさんある面白い本の中のひとつだったのかなー、とも思いますが。。。

まあ、それだけ本とか音楽って、読んだ時(聴いた時)の時代とか
その時の自分の感情や、その他もろもろの要因が重なって、
自分の本棚のお気に入りに加わって行くんだなーと。
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by mo0621 | 2005-05-23 21:24 | Books

「いちばん危険なトイレといちばんの星空」

自転車で世界一周を達成した石田ゆうすけさんが
著書第二弾を発売されました!

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                 「いちばん危険なトイレといちばんの星空」

ここのライフログでも紹介させて頂いている「行かずに死ねるか!」
石田さんの処女作品で7年半かけて自転車で世界を一周した記録を
本にしたものです。こちらはエッセイ、ドキュメンタリーというより
まるで冒険小説を読んでいる感覚の本でしたが、
第二弾は、国に、街に、村に、民族に実際に飛び込み現地の人たちと同じ目線で
生活を送った石田さんが感じた「世界一」を集めたエッセイです。


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「行かずに死ねるか」の表紙裏にもらった
石田氏のサイン。イラスト付です。
@新橋のオヤジ居酒屋


筆者の視点でのランク付けではありますが、
ガイドブックなどでは絶対に知ることの出来ない、
また私たちが普通に旅行に行くだけでは体験できないような
ディープな世界が盛りだくさん。

個人的には世界の食事についての項は
食いしん坊としてはたまりませんでした。
読んでいてお腹が鳴ってヨダレが、、、

とにかく世界中至るところ、人が住む場所には文化があって、
文化の数だけ驚きと感動がある。
当たり前だけど、世界って途方もなく広くて面白いものなんだ!
と改めて実感させられた本でした。
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by mo0621 | 2005-02-02 23:17 | Books

森村桂さん亡くなる

今日作家の森村桂さんが亡くなりました。
名前に聞きおぼえがなくても、「天国にいちばん近い島」の著者、
と言えば、「ああ~」となる方も多いのでは?
それまでほとんど知られることのなかったニューカレドニアを
一躍日本中に知らしめた作家さんです。

私は「天国にいちばん近い島」「続・天国にいちばん近い島」、
雑誌に書かれていたエッセイくらいしか読んだことがないのですが、
もう何年も前のこと、私がニュージーランドにホームステイに行った時、
この本をお守り代わりに持って行ったのです。

主人公の著者は本当に普通の女の子。
大好きなお父さんが教えてくれた「天国にいちばん近い島」を探しに
単身ニューカレドニアに旅立ちます。

その時代はまだ海外旅行なんてメジャーではなく、
おまけにニューカレドニアなんて日本人にとって全く無名の国でしかなかった頃のお話。
彼女はあらゆる方法を試みて、ついに船でニューカレドニアへと旅立ちます!
夢にまで見た国にやっとたどり着いたけれど、本当の物語はそこから始まるのです。。。

私もそのころは今以上に小心者で、たった3ヶ月のホームステイとは言え
初めて一人で飛行機に乗り、初めての国、誰も知る人のいない土地で生活をする、、、
自分で決めたこととは言え、不安で不安で仕方ありませんでした。
でもこの本に、森村さんの行動力に、勇気をもらいました。

ニューカレドニアを目指したのは、リーダーシップを取ったり、
仕事をバリバリこなすような、つよい女性ではありません。
時には見ていて心配になるほどに頼りない女の子。

それでも「天国にいちばん近い島に行きたい!」
という強い意志ひとつで驚くほどの行動力を見せ、
度重なる困難にもめげず夢を実現させた過程を読んでいると、
よおーし、私だってきっと大丈夫!と力が沸いてきたのです。

最近は手に取ることもなくなってしまった「天国にいちばん近い島」だけど、
森村さんの悲報を聞き、不安の中でこの本を手に取った「あのころ」が
自然と思い出され、じいいーーん&きゅーーーんとなってしまいました。
久しぶりに読み直してみようかな。

森村桂さんのご冥福をお祈りいたします。
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by mo0621 | 2004-09-27 23:36 | Books